いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

筋膜リリースをご存知でしょうか?

筋膜リリース=Myo Fascial Release(通称 MFR)
Myo[マイオ]→筋肉
Fascial[ファッシャル]→筋膜
Release[リリース]→自発的解放
硬くなって癒着やねじれが生じた筋膜を開放し、柔らかくして身体のパーツを元の位置に戻すことを目的とした、アメリカ発祥の手技療法。

【筋膜とは】

筋膜とは私たちの身体のあらゆるパーツ(筋肉・血管・骨・内臓器官・脂肪組織など)を包んでいる薄い膜で、それぞれの器官を包んで、《形》《位置》を適切な場所にキープするために、身体中を覆って張り巡らされている、ストッキングのような白っぽい膜です。
鶏肉やブロック肉で説明すると、皮の内側にある半透明の白いヌルヌルした弾力性のある膜が確認できますが、それが筋膜です。

筋膜はコラーゲン繊維、弾性繊維(エラスチン)、細胞外基質から成り立っています。
コラーゲンは弾力性はあるが、スチールのように硬くて丈夫でひっぱり強さがあり、伸びるのに時間がかかり伸縮性があまりありません。その繊維の強さで、身体を支える主な成分として、また、身体を守るバリケードの役割として体内に存在しています。
一方、エラスチンはコラーゲンの2.5倍も伸縮性があり、身体の可動域を広げてしなやかに動かすのにとても重要なたんぱく質です。このエラスチンは、スチールの強さを持つコラーゲンに巻きつく形で、身体の器官(皮膚や筋肉や腱など)を支えて、弾力やハリを保つ働きをしています。
細胞外基質とは、卵の白身のように粘性があり、あらゆる細胞の中や繊維の間を、ゼラチン状に固体になったり液体になったりしながら満たしている物質で、外部からの衝撃を吸収するクッションの役割をはたしています。筋膜の中においても、コラーゲンとエラスチンの隙間を細胞外基質が満たして、更に柔軟性やクッション性を維持する構造となっています。
このように筋膜とは、体型やボディーラインを形成するとても重要な組織なのです。

【筋膜の癒着とは】

身体をストッキングのように張り巡らせている筋膜が、ずれることなくそれぞれのパーツにフィットしていれば癒着は起こりません。
しかし、日頃の生活の中での悪い姿勢や、ストレスからくる緊張、また決まった筋肉などの部位への過度な負担や、ケガなどによって起こる歪みやねじれが長時間蓄積することが原因で、筋膜を形成しているコラーゲン繊維の癒着が起こってきます。
身体の歪みによって起こるコラーゲン繊維の癒着により、絡み合ってるエラスチンの伸縮性も失われ、細胞外基質の柔軟性もなくなって、組織中の栄養や水分量も減っていきます。
そうなると、筋膜の可動性は低下し、ついには関節の運動にも制限を起こしていき、その結果、身体のあちこちに凝りや痛みを伴って筋肉の過緊張を増幅させます。
また、それらをかばうために、その関連したパーツにも歪みを作ることとなっていき、筋膜の癒着が繰り返されていきます。

筋膜が癒着していると………

  • 筋膜がひきつれて身体が歪む
  • 関節の稼働域が狭まる
  • 姿勢が悪くなる
  • 血行不良をおこす
  • リンパ節がつまり、リンパ液が滞留
  • 老廃物が排泄されず代謝が低下する
  • 疲労回復が遅くなる
  • 内臓機能も低下する
  • むくみや冷えを生じ、セルライトが出来やすくなる
  • 肩こり・腰痛・頭痛・倦怠感などの体調不良を引き起こす
  • ボディーラインも崩れ、太りやすくなる
  • 自律神経も乱れる

【筋膜リリースとは】

筋膜リリースとは、癒着・硬直などのある筋膜に、持続的な圧や、ストレッチをかけることにより、自発的解放(リリース)を導く手技療法です。
要は、『押して伸ばす』と筋膜の柔軟性が回復するのです!
施術としては、身体や関節の可動域が制限されて硬くなっている『筋膜組織の一部』にじっくりと圧をかけながら伸ばしていきます。そうすると『筋膜組織全体』が次第に反応し、今まで癒着・硬直していた箇所は徐々に解放され、伸縮性・柔軟性が改善します。
これは多量に水分を吸着する細胞外基質の働きが関与しており、圧力を加えることにより、含まれる水分(ヒアルロン酸など)の量が変化し、硬さや柔軟性が変化する為だと考えられています。

プロスポーツ業界やメディアでも話題に!

この筋膜リリースの手技は、理学療法やマッサージなどの《より専門的な分野》で使用されており、プロスポーツ業界では特に人気で、「身体が軽くなり、関節の可動域が広がって競技でのパフォーマンスも向上する!!また、酷使した筋肉の疲労回復も早くなる!!」と、ボディーメンテナンスとして取り入れるアスリートも沢山いらっしゃるほどです。
また最近では、筋膜リリースがメディアで紹介されることも多くなって来ましたので、長年の凝りに悩まされてきた人や、むくみなどの体調不良がある人たちからも、とても関心が高く注目が集まっています。
※一般的には引っ張り強さのあるコラーゲン繊維の癒着をリリースしていく為には、90秒以上の持続的な圧やストレッチが必要とされています。

 

京都ではまだ数少ない筋膜リリースですが、「内なるエステ」をベースにしたジャスミンサロンのメニューとして取り入れます。

背面のみ 1回での結果

くびれと肩甲骨の形が出て背中がスッキリ!

筋膜リリース 練習1回目